HakuTouGin

年來自分が考へた叉自分が多少實行し來りたる處世の方針は何處へ行つた。前後を切斷せよ、妄りに過去に執着する勿れ、徒らに將來に望を屬する勿れ、滿身の力を込めて現在に働けというのが乃公の主義なのである。                      「倫敦消息

2006/12/27

日記

最近つまらないことばかり書いているので,もっとおもしろいことはかけないかしら,と思う.数日前,テレビニュースではコマーシャルに入る直前に毎回サンタの位置を実況中継していて,「さーて,ではサンタの位置を確認してみましょう」「今,エジプトを通過中です!」とかいって全国放送のアナがやってるから,ははは,愛くるしいじゃないですか,と思ってたんだが,その後,「本日の早くにもサンタが xx を訪れていました.その模様をどうぞ」とかって,なんかどっかの企業が慈善かなんかで子供のいる家におもちゃをトラックで運んでいるらしくて,その様子が流されていた.そして黒いゴミ袋におもちゃが入ってるらしく,それをバケツリレーしながら玄関までいろんな人が運んだりしてるところにさらにアナが「サンタのお手伝いで小人さん達がプレゼントをお届け!」とか言ってて,さらに,サンタにインタビューってことで,サンタの衣装きて配達にきていた黒人さんのコメントなんかが放送されていて「こういう活動はやはり重要だと思います」とか,それで,なんだかなんでもありだなーと思った.

あとサウンドオブミュージックがやっててちょっと見たけど,なるほど,一回見たことがあると思うが,子供のころはこの恋愛シーンの台詞まわしがよく理解出来なかった.それは当然だなと思った.今でも恋愛の機微などわかったもんじゃないが.

2006/12/24

ついにやってしまった.学校にちょっとよって帰りぽかぽかといい天気だから一番油断していたのかもしれない.あれあれ,この道二車線だったかなあ,隣前に車がいるぞ, なんだか変だと思ったら左側を走っていた!危ない危ない,前方から車が来なくてほんとよかった.キャンパスないの道だから大して問題ではないが,公道でしないように気をつけなくては.マギンが自伝で夜に気付いたら左側通行しててばびった,と書いていたのを思い出した.夜は特に気をつけないといけない.

2006/12/22

日記

一日家にいる.頭がなぜか痛い.そんな頭痛持ちとかでもないんだが.生活バランスがよくないのかもしれない. 学校に行かないでいいとなると何ともしっくりこない.動いてない機械は機械じゃないと言う人もいる.食料品が減ってきた.タマネギがないので明日は買い物に行かないといけない,金曜だし時期が時期なので午前中に行かないと道がこんで仕方がないかもしれない.

未だに学部生気分が抜けないので,貴重なフィードバックを沢山もらうと緊張する.レポートなどかきすてでイエーイ冬休みだぜ,という訳にはいかないようだ.学部生のときはそんなノリだったということもないが.とりあえず褒められたということにしておく.人を褒めたり人に褒められたりというのはなかなか難しい.教育的効果を狙って褒めるので割引して聞かなければならないし,褒めてくれるもんは有り難く素直に受けとるのがよいだろうし,でもやはり同期とかはどう評価されてるんだろうと気になったり.褒める側の人々もいろいろ考えたりするんじゃないだろうか,なんて思ってみたり.

動かない時計は時計じゃないし,ペーパーかきも終わらない繰り返し作業で,この様子だと冬休みはないな,と思う今日.

2006/12/21

一学期目終わり

なんとマルバツ問題が最初に出てわあらくちん,やっぱりあの中間はやり過ぎだということだろう,と思いながら久しぶりにシャーペンを使ったりしていると,二時間かからずに終わって,帰ってきたーついに一学期が終わってほっとする,でも実はまだ終わってないんだが.それでも何となく解放された気がする.なんとともちかとなだぎがつきあってるのか!?なるともとかみたいなあ.

2006/12/19

日記

忙しいと見せかけて,以外に余裕がある.締め切り前に何もかも終了してしまう.何にも他にすることがないから勉強しているという感じ.時間が少しあるといろいろ考えたり思い出したりしまってよくない.まあまだテストも終わってないんだが.今は朝起きて郵便局(家の裏)によって新聞を久しぶりに駅前で(家の裏)で買って帰ってきた.発音に気を取られ過ぎて新聞どころではない四ヶ月が続いたから.

しかし本気を出せばコースワークはたかが知れていることを再認した.体育会系の部活とか受験勉強をしたことある人にしてみれば,ほとんど何でもない勉強量で課題は終わる.韓国の高校生の足下にも及ばない.一日八時間くらいで十分だと思う.

するとやはりコースワークではなくて,そろそろまじめに何をどうしたいか,まともに人様に見せられるものを考えていかないといけないということなんでしょう.いろいろとニッチが見えて,あたりはつけてきているんだが,なにぶんまだまだ手探りで.勉強不足.昨日も寝ているときに,古いトピックなんだが,あることに気付いて喜び勇んだ.紙に書いてみるとまたいろんな発見がある.しかしこれやると一年くらい潰れそうな予感.もう一個やりたいことと同時には出来ないような気もする.そもそも一月二十四日からは次の学期でTAするからそれどころではないような気もする.なんと「現代の道徳諸問題」というぱんきょうで80人くらい担当という.ふむ,これは困ったぞ.なれないことをすると,違う種類の単語の組み合わせと喋り方を覚えられるからいいんだが.また地獄を見る.わき汗が凄いぜ.torrential output とはこのことか.

2006/12/14

日記

恐怖の必修ESLを突破.辛かったな.

『鈍感意味論』とでもしようか,というやや攻撃的な本にまつわるペーパーを終わったことにする.しかし院生は締め切りがないのか?一月まで書いてもいいとかあやふやなことをいわれてもよくわからん.いや,質の問題といわれればそれまでだが.半年時間をあげる,といわれても人様に見せられるようなものが書ける訳でもない.

つづいて必修認識論に移動.教師の論文一本よむ.続いて教師の本に移動して,そこからさかのぼることにする.しかし第一批判までさかのぼるのと激しく資源が欠乏する.教師もそれはあんまり勧めていなかったな.しかし変な授業だったなこれは.

20日で全部終わると思っていたら大間違い,さっそく先週提出したデカルトペーパー修正.22日までにするか,30日までにするか,という地獄のお達し.20日にはデカルトほぼ全部+某エリアの科学哲学という信じ難い期末があるのに.でも,中間難しくし過ぎて採点が困難だったらしいので,選択問題が発生するらしい.

2006/12/12

Zeitgeist

というのは本当にあるんであって,どんなにピュア数学やってる人の間にもはやり廃りがある中,当然どこにだって浮き沈み.1969年の某日に行動主義はまさしく死んだとは誰かの言葉.言葉の意味は心的イメージじゃありませんよ,という大全一巻どこかの箇所の説明が昔読んだ時とんでもなく珍妙に感じたのはそらそうだ,僕は別のパラダイムで育ったんだから.というのは今学期に気付いたというか,後ろ盾をえた見解の一つ.やっぱり大人を信じるな,直感に従え.

と過ごしていくと,いつかは自分も年をとって,マジョリティの仲間入り,いつか時代が一変しているのに気付いくももう汽車には乗り遅れましたよ.てな風になるんだ.とつらつら考えるのは僕は絵日記サイトみるのが好きなんですが,なんだか高校生くらいの人たちが一杯絵日記を持っていて,あら,彼女彼達はいつまでも高校生なのに,僕はどうしたことだろう.どんだけ可能世界を評価しても「僕」はもう僕を対象として与えちゃってるので,僕は年を取るんだな.「彼彼女達」はとことんいつまでたってもいろんな高校生を与えてくれるので,彼らはいつまでたっても高校生だ.とここまで書いて,なんだかおかしい気がするが,まあいいか.ていうか「直示詞」(翻訳あってる?)読んだことがないという.これはいけませんな.

2006/12/08

日記

「こんなもんはでっかい冗談みたいなもんだ 」などとは所を問わず,相変わらず大学生がうそぶくものであって,寒風切り裂く中,とはいえおそらく本当の冬はこんなもんじゃないんだろう,僕が育ったところはまあこんくらいまでしか寒くならないがおそらく辺りはもっと寒くなるんだろう,というような冷たい夜,教授の家からぞろぞろと出てきて家路につく時,Kだったかがそう言っていた.
 大学前の一号線は朝夕交通量がとても多く,ふっと脚を踏み外したり目測を誤ったりしたら,あの鉄の塊にはねられてしまうんじゃないだろうか.でもそうしたらなんだかこの長い冗談からやっとこささめるんじゃないだろうか.今頃は枚方のツタヤにでも向かってるんじゃないだろうか,などと本当に考えてるわけでもなく.あーしんど,とは思えど,どう見積もっても普通に社会人やってる奴の方がしんどいよなあ,と自分にいい聞かせながら,そろそろ飽きてきた汚い道やはり歩き続けるしかないんであって,なんでだろうなんでだろう,と誰かのことを考えたり,どうしようどうしよう,と誰かのことを考えたり,あれやこれや何かしら,降ってわくのが生活であって,暮らしは続くよ,とラッパーも歌う.となんだか変数の多い量化されてばっかな文章だなあ,まあ私的なもんだからいいんだけど,だったら非公開にすればいいじゃない,とは理性的そうでそうでもなく,まあひとりぼっちじゃ駄目ということでしょう.

さて,残り13日.ペーパー二つ.期末一つ.さぼっても何でも無くてこれだから恐ろしい.