HakuTouGin

年來自分が考へた叉自分が多少實行し來りたる處世の方針は何處へ行つた。前後を切斷せよ、妄りに過去に執着する勿れ、徒らに將來に望を屬する勿れ、滿身の力を込めて現在に働けというのが乃公の主義なのである。                      「倫敦消息

2006/12/08

日記

「こんなもんはでっかい冗談みたいなもんだ 」などとは所を問わず,相変わらず大学生がうそぶくものであって,寒風切り裂く中,とはいえおそらく本当の冬はこんなもんじゃないんだろう,僕が育ったところはまあこんくらいまでしか寒くならないがおそらく辺りはもっと寒くなるんだろう,というような冷たい夜,教授の家からぞろぞろと出てきて家路につく時,Kだったかがそう言っていた.
 大学前の一号線は朝夕交通量がとても多く,ふっと脚を踏み外したり目測を誤ったりしたら,あの鉄の塊にはねられてしまうんじゃないだろうか.でもそうしたらなんだかこの長い冗談からやっとこささめるんじゃないだろうか.今頃は枚方のツタヤにでも向かってるんじゃないだろうか,などと本当に考えてるわけでもなく.あーしんど,とは思えど,どう見積もっても普通に社会人やってる奴の方がしんどいよなあ,と自分にいい聞かせながら,そろそろ飽きてきた汚い道やはり歩き続けるしかないんであって,なんでだろうなんでだろう,と誰かのことを考えたり,どうしようどうしよう,と誰かのことを考えたり,あれやこれや何かしら,降ってわくのが生活であって,暮らしは続くよ,とラッパーも歌う.となんだか変数の多い量化されてばっかな文章だなあ,まあ私的なもんだからいいんだけど,だったら非公開にすればいいじゃない,とは理性的そうでそうでもなく,まあひとりぼっちじゃ駄目ということでしょう.

さて,残り13日.ペーパー二つ.期末一つ.さぼっても何でも無くてこれだから恐ろしい.