HakuTouGin

年來自分が考へた叉自分が多少實行し來りたる處世の方針は何處へ行つた。前後を切斷せよ、妄りに過去に執着する勿れ、徒らに將來に望を屬する勿れ、滿身の力を込めて現在に働けというのが乃公の主義なのである。                      「倫敦消息

2004/04/30

サールが話しているのを見る.consciousness に関して100パーセントの物理主義をとっていて驚く.でも中国人の部屋の話はどう考えてもおかしいよな.まあ,アクセントの置き方の問題だろうが.60年代にFree speech movement なる政治活動にかなり参加していたよう.そんな本もあるらしい.
人種や性別,階級などあらゆるバックグラウンドを捨てて,新しいバックグラウンドを与えるのが大学だ,とかとか.何にせよためになるお話です.何回も聞くべきか.
ここから聞ける.

2004/04/29

中山康雄,2002,「経験主義的全体論」『科学基礎論研究』第98号.
theory of belief structures, TBS だそう.うむ.おもしろい.人工知能の知識表現としてこういうやり方は普通なのだろうか.さておき,クリスピン・ライトあるいは"truth by convention" 的な批判があてはまらないのか心配だ.brain-averseなのも気になる.AGM, Ga:rdenfors, P., とNakayama, 2001 とRott, H., "Two dogmas of belief revision" in JP, vol. XCVII. no. 9.
を調べよ.

てこんなの調べてるばやいじゃねえかな.ひとつことに張り付いていく方が効率いいんだろうけどさあ.ちょっと目先を変え過ぎかな.線形代数やり忘れてるし.昨日はアップルシードを読みすぎた.

—まあ文学や詩に手を出すよりは目先が決まってていいんじゃないかな.目先変えてるっていってもすごく狭い範囲だし.しかしアップルシードの映画は一体どうなのか.見に行くほどではないが見てみたいやはり.

対話風日記てのは悪くないと思ったが人格が分裂してると思われてもやなので考えものだなw.

2004/04/28

"17.4 Schizophrenia," "17.5 Affective disorders: depression and mania," in Biopsychology.

3時に目が覚める.風呂に入り,ヘラルド朝日を読む.6時頃に朝ご飯を食べ,8時くらいに眠くなったので寝る.ヤンキースの試合と,メッツの試合を,もちろん部分的にではあるが見てしまう.松井稼頭央の守備は恐ろしく軽快だ.いいともは見ない.変則的な生活.Brain-wiseの自由意志の章.あと10数ページ.今日中に読んでしまおうかしら.あ,線形代数をするのを忘れた.トリビアまでにはやってしまおう.

2004/04/26

Carnap, The Logical Syntax of Language, 1937, Routledge & Kegan Paul LTD.
"Preface to the English edition," "Foreword," "Introduction," (sec1. What is logical syntax? sec2. Language as calculi).

次の研究発表の日程が大体決まったので,読むべきものを考えてみたが,ほぼ去年の前期に集めた論文で十分じゃないか.結局一歩も進んでいないのか.ちゃんと読めるようになるまで成長したというべきなのか.500ページくらい読めば書くに十分かと思われる.

しかしCarnap読むべきか否か.たいした結論は引き出せない気もする.しかし二つのドグマ理解のためには必須の気もする.これ抜きに何が出来ようか.ううん.ここでの分析性の定義を抜き出してみようか.しかしそのためには言語I, II, Gの形式に一通り見ないといけないようだ.ううん.めんどい話だな.

2004/04/24

七時半に起きる.プラネテスを見ようと思ったらもはや終わったのかやっていなかった.先週が最終回だったのだろうか.ちぇ.

新聞とBrain-Wiseをよむ.あと3チャプターか.残り100ページといったところか.とりあえず来週中に読んでしまおうかな.

2004/04/15

白井英俊「状況意味論—新たなAIのパラダイム」『理想』1988,秋.

2004/04/14

Churchland, "4.2 Logic, recursion, and cognition," "4.3 Normative epistemology and making tools." "5 Toward a naturalized epistemology."

Dennett 1999の論文参照.とあるが誤植でなんて論文か落ちてる.調べなきゃ.

2004/04/13

久しぶりに日記を.
2限から出ることにして朝から学校へ.生成文法をやろうかと英語学.猛烈に人が多い.立ち見が出てる.5,60人くらいいるんじゃねえか.
行動主義の話を振るために質問相手の生徒を物色するO庭教授.
『哲学の人いる?」あ,はいと俺が手をあげると,「どうやって幼児は言語を学習すると言われてきたのかな?」と質問される.「試行錯誤で,教えられて話して,間違ったらまた修正されてという形です」と言うと,「さすが哲学の人ですね.それは何ていうか知ってる?」ときたので「経験主義です」と返すと「そう経験主義...行動主義とかね」とのたまう.ああそうか,ブントとか言ったらよかったのかなと思い直す俺.その後しばらくしてチョムスキーの話になる.「哲学の人,チョムスキーと言えば?」と聞かれたので,「生成文法の人です...いや政治はあんま詳しくないので」と苦笑いで返す.

かつてMITにいてチョムスキーの授業を受けてたらしく,昔話.なんでもチョムスキーが授業をすると観光客がやってきて写真を撮って帰ったそうな.また,編み物をするおばあちゃんの素朴な質問にもちゃんと答えていたとか.

しかし,あと50年で生成文法が解明し終わるとはなんとびっくり.楽観的なんだなあ.今度議論ふっかけてやろうかしら.あんま遺伝子型と表現型とかにこだわりをみせなかったなああの人.だってニューロンの基本単位は樹状突起かもしれないってチャーチランドが言うような時代に,あと50年とは.

そのご昼飯をJとTと中庭で食ってからI先生講義.来週から言語行為論の修正に入るとか.ああ,来週までにサールちょっと読んどこ.

その後4限論理学演習.人が多い.30人近くいるんじゃねえか.先生も曰く,
「多いですね.とらなくていい人も混じってますね.I君もういいんじゃない?」
俺が返して「いや,いちよう出ます」
「そうですか.代わりに授業してもらおうかな...」

その後お茶して漫画読んで帰る.blog という概念はあんま広まってないようだな.しかしそんなことはないぜよ.眠い.

2004/04/12

Churhland, 2002, Brain Wise, MIT.
"6 An Introduction to Epistemology," (1 Introduction, 2 The rise of empirical philosophy in the nineteenth century, 3 empirical philosophy and Darwin, 4 Why does nonempirical epistemology still exist? 4.1 Slow progress in the natural science of the mind/brain.)

永井均,『〈子供〉のための哲学』講談社現代新書1301.
ぼくはこの本に対して徹底して戦いを挑もうか.絶対に間違っている!

2004/04/11

Clark & Chalmers, "The extended mind."
やややっと終わった論文一つまとめるのもなかなか大変だなあ.
新しく見切り発車してここで色々試してみてる.Lucubratioとは burn the midnight oil 的な意味らしい.

2004/04/09

『言語の科学4 意味』「1 意味論の基礎」
「1.1 言語研究における意味論の役割」「1.2 言語表現の意味と使用者の意味」「1.3 語の意味関係」「1.4 意義と指示」「1.5 文の論理形式と量子化」「1.6 確定記述」「1.7 不透明な文脈」「1.8 ラムダ演算子」「1.9 伴立・前提・会話の含意」「1.10 時と出来事の構造」

これだけ読んでも何にも判らないが,当たりをつけるにはちょうどいい長さかな.おもしろそうなねたがごろごろ.
目をつけたもの: lexical decomposition(Kats & Fodor), neo-davidsonian(Parsons), etc.
lambda operator はいまいちその良さと使い方が判らずー形式的説明キボンヌ.要勉強.

しかし Carnap(の意味公準)やら Reichenbach(の時間分析)やら言語学の人はちゃんと哲学のもの読んでてえらいですな.

2004/04/08

『マトリックス レボリューション』
ストーリーはまあまあか.その後機械生物はどうやって電気をえるんだ?機械に見逃してもらいましたーてなもんか落ちは.戦いはほとんどドラゴンボールやったなあw.ドラゴンボールの実写ってハリウッドするっけ?

2004/04/05

Tim Van Gelder, "The roles of philosophy in cognitive science."

2004/04/02

研究室から書き込んでみたり.
『フォイエルバッハ』
「III 激動の時代」「IV 晩年と影響」