HakuTouGin

年來自分が考へた叉自分が多少實行し來りたる處世の方針は何處へ行つた。前後を切斷せよ、妄りに過去に執着する勿れ、徒らに將來に望を屬する勿れ、滿身の力を込めて現在に働けというのが乃公の主義なのである。                      「倫敦消息

2007/05/21

しなどものす

ふと,苦しみたい,て,ねえ,緯度ねえーそんなもん,さあ君に何を伝えたい,どこで,その緯度ねえー
人の形が消耗,でもそうそう道が続くわけではない.路上?ああ,靴ははいてるからな.なんとかはなる.どうとでも.小銭が欲しいのか,僕は何が欲しいのか.僕の思考にどんな制約がかせられているかって,さあ,まだ笑える,歩ける,歩ける.歩ける,市内に.どこでもたいがいおんなじや,アスファルトか,石畳か,農道がそれに変わるだけ.黒い目が,黒い髪が闊歩する.力技,レベル上げは嫌いではないんだ,ごりをし,ごりおすだけ.バイキングが攻めてくる,そっちはゴッドファーザーか.僕の黒い目が輝くうちは御用ではない.世紀が変わる,人が沢山いる.後ろを向く,前を向く.

僕は君に何を伝えよう.何がしたいのか.どうせただの蒙昧,僕は季節もひとのこころも知らない.おしつぶれそうだよ,少しだけ少しだけ,希望.楽観,しかしあまりにひとり,命題的知識では足りないのだよ,は,あなたのビリーフボックスになにをおしこんでもいい,しかしそんなものがいらないのはあたり前田.足りないのは当たり前だ.半歩も育ったのか,育ちたいのか,育ちたくなどない.

わがわが,わがわが,これで半言も成人をなのれようか,いやそうはいくまい.

かくも未熟な僕にただしいことができるでしょうか,誰かを守れるのでしょうか.大西洋,地のはて,どこまで歩いていけばいいのでしょうか.あなたのことを500時間ばかりおもうだけです.熱帯のにおいと凍える建物.

しかしこれはいかにも心の弱い.いかにしよう.まあどうともなるまい.