HakuTouGin

年來自分が考へた叉自分が多少實行し來りたる處世の方針は何處へ行つた。前後を切斷せよ、妄りに過去に執着する勿れ、徒らに將來に望を屬する勿れ、滿身の力を込めて現在に働けというのが乃公の主義なのである。                      「倫敦消息

2007/01/06

一種の記録

今日は雨が降っています.もちろん晴れの日の方が気分はいいものですが,下宿先にいると不思議と心が穏やかです.しかし心がざわついているときにかこうかこうと思っていたことを書きます.

「xx くんは怒ったらこわいから」「ちょっとしずかにしなさい」「いろいろ大変だったね」

というようなことを言ってくれたと思います.僕のような軽率な者をたしなめてくれたときもあります.「2ドグマ」の勉強会を一緒にしました.ステファン・ニールの論文の読書会もしました.僕はそれに基づいて卒論を書き,下書きをよんで間違いを直してもらったりもしました.非常に私的な人物なので,僕にとやかく述べられるのはいい迷惑だと思われるでしょうが,続けます.忘れないために.(「非常に私的な人物なので僕にとやかく述べられるのはいい迷惑だと思われるでしょう」と言われるのをいい迷惑だと思われるでしょう.繰り返し.)

そういえば大学生協で一緒にバイトもしました.僕はドライバー君は助手席,といったおもむきで配達に行ったりもしました.なんでも出来る人です.人から慕われたり,頼りにされたりするのはそんなに簡単ではないと思います.二人で居酒屋に行ったりもしました.優しい人です.

何がどうなったかまったく知りませんし,こわいので誰かに聞く気もしません.僕に聞く権利があるとも思いません.私的なことは私的なことで,僕は外野です.