HakuTouGin

年來自分が考へた叉自分が多少實行し來りたる處世の方針は何處へ行つた。前後を切斷せよ、妄りに過去に執着する勿れ、徒らに將來に望を屬する勿れ、滿身の力を込めて現在に働けというのが乃公の主義なのである。                      「倫敦消息

2005/09/07

稲中

卒論とサンプルペーパーををとっとと書いてしまおうと,色々頑張ってるんだが,浮き沈みは激しい.とにかく第一稿を今週来週中にはしあげて,いろんな人に見てもらおうと,考えているのだが,ずっと,日本語から書き始めてしまったので,英語版に直しつつ,いろいろ書き足していると,なんだかやになってきた.なんかなあ,素人臭い論文というか,結論も微妙と言うか,とくにおちはないというか.やだやだ.一回書いてしまうと,なんかその書いた部分を棄てられなくって,こう,修繕修繕をくりかえいししまうのでいびつな感じに.なんか定理を証明するとかそんな論文だったらいいのに,そんなでもないから,どうしたらいいのか.もはや何がなんだか.昨日は相当ポジティブだったのに,今日はひどいな.昨日は,これは誰にも書けないぜ,みたいなのりだったのに,今日はまた,自分の論文がうんこである.半年くらい前からずっと文献を集めて,苦労してきたのになあ,なんだかなあ,はあ.

結論としては,まあ,メリーランドのPietroskiの時代がくるってことか.言語哲学においては.

もうなんちゅうか,この大学院入試のプロセス全体が早く終わってほしい.しかし,なにかそろそろフルブライト的なものを調べなくてはならないなあ,もしもらえるなら,もらうにこしたことはない.大学からの月給プラス奨学金ならマツダのロードスターを買おう.月賦で.

そして逃避で稲中を読んでしまった.数日でちょびちょび全巻.