HakuTouGin

年來自分が考へた叉自分が多少實行し來りたる處世の方針は何處へ行つた。前後を切斷せよ、妄りに過去に執着する勿れ、徒らに將來に望を屬する勿れ、滿身の力を込めて現在に働けというのが乃公の主義なのである。                      「倫敦消息

2007/01/11

万力

こめかみあたりを万力で締め上げたい気分です.ハートが,万力で締め上げられているからです.あほなんでしょうか,僕は.あほなんでしょうか.大間違いに間違いをおかしているだけなんでしょうか.

「だって」「でも」

とかそういう言葉を沢山言いたいです.しかし何ごとも,言った先から鋭いナイフになって山ほど生傷を作ります.ああ,僕の議論はなまくらなのに,どうしてこんなことに.あほなんでしょうか.あほなんでしょうか.僕は真摯じゃないんでしょうか.嘘つきでしょうか.へらへらと暮らしているから,いざというときには何も出来ません.心が豆腐のようです.木綿です.ぐずぐずです.ひとたたき,床上に投げつけられたようです.

ああ,あんなにも太宰をばかにしたつけが巡ってきたようです.今,こんな文を書いているのですから.なんとか,誰かを傷つけた言い訳を探すだけです.