HakuTouGin

年來自分が考へた叉自分が多少實行し來りたる處世の方針は何處へ行つた。前後を切斷せよ、妄りに過去に執着する勿れ、徒らに將來に望を屬する勿れ、滿身の力を込めて現在に働けというのが乃公の主義なのである。                      「倫敦消息

2004/06/26

下條信輔,『サブリミナル・マインド』1996年,中公新書1324.

津田雅美,『彼氏彼女の事情』 1-18, 花とゆめCOMICS.
昔面白くテレビで見ていたと思う.読んでるとやぱ面白い.恋愛がしたくなるほどですよ.作中バンドの歌詞とか劇とかになると,まあ致し方ないことだけど,センスの悪さが抜群に出て読むに耐えないから無視しながら読む.どうでもいいけど,キャラクターの精神状態に対する饒舌な理由づけは,顕在的な意識処理過程における自分や相手に対する志向性の帰属がやぱ自我の本質なのかなあ,と思ったりする.

ちなみに主人公は妊娠するし有馬(彼氏)は結構ハードな幼児虐待で,時宜的に不穏当なほどw.これで結婚後自分の子どもを殴って,母親のせいにしたりしたら面白いのに.

有馬の友人のなんとかも心に傷wだそうで,でもその話は一切これまでないのでまだしばらく終わらないようねこの作品.母親による幼児虐待は使ったので,次はなんだろう?父親によるレイプとか.カルト宗教出身とか.あんまおもいつかねえ.