出口保夫,『ロンドンの夏目漱石』1982年,河出書房新社.
うむ.『倫敦消息』を読まねばなるまい.
「向ふから妙な顔色をした一寸法師が来たなと思ふと即ち乃公自身の影が姿見に写ったのである」
うむ.『倫敦消息』を読まねばなるまい.
「向ふから妙な顔色をした一寸法師が来たなと思ふと即ち乃公自身の影が姿見に写ったのである」
年來自分が考へた叉自分が多少實行し來りたる處世の方針は何處へ行つた。前後を切斷せよ、妄りに過去に執着する勿れ、徒らに將來に望を屬する勿れ、滿身の力を込めて現在に働けというのが乃公の主義なのである。 「倫敦消息
0 Comments:
コメントを投稿
<< Home