HakuTouGin

年來自分が考へた叉自分が多少實行し來りたる處世の方針は何處へ行つた。前後を切斷せよ、妄りに過去に執着する勿れ、徒らに將來に望を屬する勿れ、滿身の力を込めて現在に働けというのが乃公の主義なのである。                      「倫敦消息

2004/05/17

「17 徳性をデザインし直すこと」
「17.1 倫理学を自然化することは可能か?」「17.2 公募の審査」「17.3 道徳的応急手当への手引き」
「18 一つの思想の未来」
「18.1 生命の多様性をたたえて」「18.2 万能酸: 取扱注意」

おおついにいちよ読み終わった.もちろん荒すぎる.これはちゃんと自家薬籠中にしなければならない.うむ.俺は何の専門家になるべきなのか.UCLAが行き先というのは最適なのか.だってばlinguisticsよりbiology, psychology, に興味があるしSan Diego がやっぱすごいし.philosophy of science やるなら Irvine のがよかったかも?まあ,LAで十分ですが.

監訳者あとがきはひどくじれったく感ずるものだった.いっそもっと思い切り間違ったドキュソであってくれれば,もっと悪し様に非難できたのに,とすら思う.

先週金曜日,O場は臨床哲学の演習に参加して,「都市を微分する」だとかどうとかぬかす論文を糾弾したところ,反論の集中砲火にあい,それを全く斥けるものの,終にはさもそのような論点はなかったかのように,又いつものように夢見がちな知と戯れれる哲学ごっこにW氏を筆頭に興じていたそうだ.

唾棄すべき現状であろう.O場はただ,
「Wは非常に頭がいい.その使い方を誤ったのだろう」
と診断した.某全国紙書評委員大先生ですらこの体たらくとは.やはり逃げ出すが吉だな.

起きて学校.12時45分くらいには着く.3限授業アーペル.よく判らん.一番前だが眠る.4限カント演習.2度もあたる.予習していた分が足りてよかった.あまり残らず帰る.まだ合格通知がもらえずぶちぎれる.美学のT氏も不満を.人科のA氏はもらってるらしいのに.