HakuTouGin

年來自分が考へた叉自分が多少實行し來りたる處世の方針は何處へ行つた。前後を切斷せよ、妄りに過去に執着する勿れ、徒らに將來に望を屬する勿れ、滿身の力を込めて現在に働けというのが乃公の主義なのである。                      「倫敦消息

2004/05/10

網野本.
「4 周防の無縁所」「22 未開社会のアジール」「23 人類と「無縁」の原理」「解説 「文明」のあやうさの実証」(笠松宏至)

第一印象としてはあんま面白くなかった.がんがんとばして結論部を読む.いずれ面白いと思ったりするのだろうか.

デネット本.
「8 生物学はエンジニアリングである」
「8.1 人工的なものについての科学」「8.2 ダーウィンは死んだ—ダーウィンよ永遠なれ!」「8.3 機能とスペック」「8.4 原罪と意味の誕生」

昔々,精神も,意味も,過ちも,機能も,理由も,そして生命も存在していない時代があった.こうしたすばらしいものは,今ではすべて存在している.どうしてこれらすべてが存在するに至ったのか,それを語ることができなくてはならない.271.

本当に興味深いと言えるほど複雑なものはどんなものも,実在的本質を備えることなどできないだろう.273.

「8.5 チェッカーをするコンピュータ」「8.6 人口品の解釈学,あるいはリバースエンジニアリング」「8.7 メタ・エンジニアとしてのスチュアート・カウフマン」
「9 質を求めて」
「9.1 適応主義的思考のパワー」「9.2 ライプニッツ主義パラダイム」「9.3 制約のものとでプレーする」
「10 がんばれカミナリ流」
「10.1 オオカミ少年?」「10.2 スパンドレルの親指」「10.3 断続平衡説: 前途有望な怪物」