HakuTouGin

年來自分が考へた叉自分が多少實行し來りたる處世の方針は何處へ行つた。前後を切斷せよ、妄りに過去に執着する勿れ、徒らに將來に望を屬する勿れ、滿身の力を込めて現在に働けというのが乃公の主義なのである。                      「倫敦消息

2004/02/05

パトー「反実在論の視点 ダメットとの対話」『思想』2003, 10.
「1フレーゲとウィトゲンシュタイン」「2不整合,全体論,調和,直観主義」「3オースティン,ライル,カルナップ」「4分析哲学,その歴史と言語優先の原則」「5反実在論,検証主義,心の哲学」「6反実在論と倫理学」
propositional attitudesやbeliefについて考えだした時点で,伝統的概念分析を捨て去って,経験諸科学に肩入れするのは必然だと俺なんかはそんな気がするんだけどね,ダメットなんかはそんな風には思わんのだろう.心の哲学はだいたいレヴェル低い,認知科学については本当に悲観的に思う,とは辛辣やな.
そうするとそれにからんで次の問いが気になる.
Gedanke について考えなければならなくなる地点はどこか.
そうすると,Kitcherが言うような自然主義的回帰が起こらざるをえないのか否か.
とりあえず読むべきメモ.Evanth, Collected Papers, 291-321.
てか先にフレーゲ読むべきかな.だるいな.