HakuTouGin

年來自分が考へた叉自分が多少實行し來りたる處世の方針は何處へ行つた。前後を切斷せよ、妄りに過去に執着する勿れ、徒らに將來に望を屬する勿れ、滿身の力を込めて現在に働けというのが乃公の主義なのである。                      「倫敦消息

2008/01/20

スイーツ(笑)

って言葉は知ってたんだけど,ニコニコで.

でもこれは知らなかったNYTの記事
ケータイ小説ってやつ?

どうでもいいけど,「文学(むつかしいほう)会」
まだこんなことしてんのか.

“Will cellphone novels kill ‘the author’?” a famous literary journal, Bungaku-kai, asked on the cover of its January issue. Fans praised the novels as a new literary genre created and consumed by a generation whose reading habits had consisted mostly of manga, or comic books. Critics said the dominance of cellphone novels, with their poor literary quality, would hasten the decline of Japanese literature.

僕がかつて文学界を購読していた頃,なんか,ワープロを使うことによって文学は衰退するや否や,というしょうもない特集があったよ.まじ,スイーツ(笑)ってかんじ.

ところで科学者/哲学者になる良い点はこういうどうでもいいうたかたから離れられる点なのに,わけのわからん文庫本とかだして世間との接点を見出す人がいるのはなにがしたいんだろう,といつも思うのは秘密.

ところで,上のリンクが切れたらこちら.

きになって文学界のその号をみてみた.
おほほ,ジャケットが変わってるうううううう.ずっと二年くらいなんかのぺっとしたかっこいい油彩だったのにクマーになってる.

でも相変わらず面白そうです.名前を見るだけでわくわくしますね.青来有一と矢作俊彦のおもしろさはガチ.
こうやって見ると懐かしい名前が多い.高校くらいのときを思い出しますよやっぱり.明らかにブンゲーの方の人の名前がおおくない?角田,かしまだ,なかはらまさやって.

ブンゲーと文学界をとっていました.青春です.軍造でも慎重でもなく文学界なのは浅田アキラがなんか書いていたから,っというのはもちろん大声ではいえませんが,甘酸っぱい思い出ですよ.

構造と力=スイーツ(笑)というのが見事にクラインのトポロジカルな形状を脱構築,差異が反復されることによって示されるのです.または都市を微分すればいいのです.どこかの学長のように.