HakuTouGin

年來自分が考へた叉自分が多少實行し來りたる處世の方針は何處へ行つた。前後を切斷せよ、妄りに過去に執着する勿れ、徒らに將來に望を屬する勿れ、滿身の力を込めて現在に働けというのが乃公の主義なのである。                      「倫敦消息

2010/01/31

日記

例えばこんな生活.

オフィスの同僚が,図書館に行くけどなんかいる?と聞くので,ヘーゲルが若い頃に書いてたという詩が読みたいから持ってきてくれ,というと,ガザニガの95年の巨大教科書を渡されたので分割脳についてひとしきり話す.

実はヘーゲルよりも朝永振一郎の滞独日記が読みたくて仕方がない.学部の時にはしからはしまで読んだが,今読むとまたすごく身にしみるであろう.

砂を噛むように論文を書く日々.いや嘘である.結果は出ている.いうほどではないが.くそいそがしいのは確かである.

焦燥感でつぶれてしまうほどではない.また雪がつもっている.