HakuTouGin

年來自分が考へた叉自分が多少實行し來りたる處世の方針は何處へ行つた。前後を切斷せよ、妄りに過去に執着する勿れ、徒らに將來に望を屬する勿れ、滿身の力を込めて現在に働けというのが乃公の主義なのである。                      「倫敦消息

2004/03/04

ローティ,「第一章 心の発明」「第一節 心的なものの諸規準」「第二節 機能的なもの,現象的なもの,非物質的なもの」「第三節 心身問題の多様性」「第四節 普遍を把握する心」「第五節 身体から離れて存在する能力」
ちょっと読んで,眠たくなって寝て,起きてちょっと読んで眠たくなる.の繰り返し.全然勉強できた気がしない最近.
第2節のような議論を押し進めることが分析哲学者の本領であるならば,ローティは完全にそこから飛び出して,「思想史」を描き出してみせる.