HakuTouGin

年來自分が考へた叉自分が多少實行し來りたる處世の方針は何處へ行つた。前後を切斷せよ、妄りに過去に執着する勿れ、徒らに將來に望を屬する勿れ、滿身の力を込めて現在に働けというのが乃公の主義なのである。                      「倫敦消息

2006/03/01

東京行1

東京の街に出てーきまーしたー,と.野暮用で丸の内へ.新幹線に乗るべく京都駅につくと,すでに人はたくさんで.こんな朝はよから皆働いているのかと思うと頭が上がらん.のぞみがホームへ滑り込むと,なかなかでかい.こんな未来な鉄塊が数分おきにオンタイムでやってくるのを見るのは,爽快である.手みやげにくろおたべなぞを買い込み東京駅へ.今日なるともでやっていたが,くろおたべは相当うれているそうである.

用事の後はにた用事で来ていたO場と示し合わせ,東京観光.まずは皇居に向かう.広大な土地が手つかずで,なんだか不思議な光景だ.敬礼しながら写真でも撮ろうかと思ったが,公安に目をつけられないようやめ,言動に注意しながらうろちょろする.しかし警官その他が多い.なるほど権力とはこういうものかと.続いて官庁街と国会議事堂へ.なんと機動隊があんな数常駐しているのか,ますます所作に気を使いつつ,不敬罪や維持法にひっかからないようにする.

つづいて六本木に向かい,資本を見る.特に見るべきところはない.続いて近隣を素見しつつ,タワーへ向かい,登る.やはり子供を育てるなら郊外がいいんじゃなかろうかと思ったりする.